分譲住宅購入

分譲住宅の物件探し

分譲住宅

事前に調査

自分が欲しい物件、このへんの場所でこんな家が持てたらいいなと希望する物件のイメージが出来たら、その条件に叶う物件を探します。 折込チラシをチェックしたり、パソコンを使ってインターネットの情報などで分譲住宅の情報集め・事前調査を行います。 大手不動産会社のポータルサイトか地域の不動産屋のホームページで探すとよいでしょう。 とはいっても自分の希望通りの物件が必ずあるとも限りませんので、住宅設備や周辺環境、一緒に住むことになる家族の人数などを考慮して、ある程度は妥協して物件を探すことになります。 物件選びで一番苦労するのはこの希望条件との折り合いでしょう。気になる物件が見つかったら問い合わせをします。 その際には事前調査ではよく分からなかった点など、気になる不明点を具体的に質問して物件を理解することに努めます。話を聞いて納得できるようなら、その旨を伝えて話を進めましょう。 もし実物がすでに完成していたりモデルルームがあるのなら、物件見学の希望を申し出てそれを見させてもらいます。物件見学は分譲住宅の購入で、非常に重要で有利となる要素です。 住宅設備だけでなく、住環境や安全性なども事前にしっかりチェックして自分がそこで生活する姿を思い浮かべましょう。

物件見学

分譲住宅は設計図でイメージするしかない注文住宅と異なり、実際に物件をチェックできるという大きなメリットがあります。 そのため実際に入居した際に、思ってたのと違った、こんなイメージではなかったとがっかりすることもありません。 外観のイメージ、内装や住宅設備、日常生活で重要な動線を意識しての間取りチェックなど、事前に確認することで安心できるでしょう。 また建物本体や住宅設備だけでなく、周辺環境などもチェックポイントとしては重要です。 分譲住宅では住宅の位置が決まっているので、その後の生活を考えると建物本体よりも立地場所が人生に影響を与えることになりかねません。 スーパーや商店街などが近くにあり毎日の買い物は便利そうか、付近に電車やバスなど交通手段はあるか、学校や公園、病院などの施設はあるかなど、自分と家族に必要となる施設を重点的にチェックしましょう。 分譲住宅を選ぶ際には住宅設備ばかりに目が行きがちですが、この場所に住むんだ、という意識を持って周辺環境もしっかり見ておきましょう。

契約の締結

現在の状況だけでなく将来のことも考えて物件を選びます。将来に家族が増えるのか、減るのかといったことを考慮することも必要です。子供が増えるような場合には子ども部屋の確保も必要です。 また安全性も分譲住宅をチェックする際の大きなポイントとなります。最近では二世帯住宅も多く、年配の方に考慮したバリアフリー住宅も増えているようです。 住宅設備の向上により耐震性・耐火性に優れる住宅も多くあります。物件がどれだけ安全性に考慮しているのかもチェックしましょう。 このようにいろいろなタイプの住宅を見学して、自分の希望の物件が見つかったら契約へと移ります。契約にあたって不明な点は後でトラブルにならないよう、担当者にしっかり質問しましょう。 とても大きな買い物となるのですべての不安要素に答えが出るまでは、営業マンに契約を急かされてもハンコを押さず、納得できるまでは質問をして答えをもらいます。 契約が済んで住宅ローンの契約も締結すると、物件の引き渡しに移ります。いよいよ新しい住宅での新しい生活が始まります。